ドラマ配信による関連ゲームの人気上昇を示すデータがDiscordより公開 『Fallout 76』は配信後1カ月で6倍近くに

『Fallout New Vegas』は230%増加

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Discordによれば、ドラマ『フォールアウト』とドラマ『THE LAST OF US』の配信直後に、ゲームのプレイヤー数が著しく増加したという。ドラマ化と原作ゲームのプレイヤー数の関係の関わりはこれまでもSteamのプレイヤー数の変化などからわかっていたが、それを裏付けるデータが新たに加わった形と言えるだろう。

今回、Discordが示したデータは以下のとおり。プレイヤー数はいずれもDiscordで遊んでいるアクティブユーザー数で、それぞれに関連するドラマ配信後の上昇率を示している。

  • 『Fallout 76』
    1カ月間で480%増加
  • 『Fallout New Vegas』
    1カ月間で230%増加
  • 『The Last of Us Part I』
    2カ月間で105%増加
  • 『The Last of Us Remastered』
    2カ月間で146%増加

Netflixドラマ版『ウィッチャー』の配信後にSteamで『ウィッチャー3 ワイルドハント』のプレイヤー数が急増したように、映像化によって原作ゲームのプレイヤーが増える現象はもはや周知の事実かもしれない。それでも、2010年に発売された『Fallout New Vegas』のプレイヤー数が230%も増加したことは衝撃的だ。シーズン2では『Fallout New Vegas』のキャラクターが関わってくることが示唆されており、さらに注目を集めている。

「Fallout」の場合はドラマの配信直後にセールが実施されていた影響も大きいのではないかと考えられる。ドラマ配信後1カ月間で480%増加したという『Fallout 76』は、期間限定のフリープレイも行われていた。今回発表されたDiscordのデータとは異なるが、Steam非公式データベースサイトのSteamDBでは、2024年4月における『Fallout 76』のプレイヤー数が前月から5倍近い人数へと増加している。

ドラマ『THE LAST OF US』では、原作の初代作に相当するジョエルとエリーの旅が描かれた。現行の機種向けのリメイク版よりも古いリマスター版の方が増加率が高いのは気になるところだ。ドラマ配信直後には英国でのゲーム版の売り上げが2倍以上アップしたことも報道されており、そちらでもリマスター版の方が売れ行きが好調だった。

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